複数のクラスがある幼稚園・保育園の卒園アルバム作りで欠かせないのが、子どもたち一人ひとりを紹介する“個人写真ページ”
見開き2ページなどの限られた範囲で、複数の子どもたちを紹介する必要があるため、いかに上手にレイアウトするかがポイントとなるのですが、かわいく装飾しながらレイアウトを組むのは実はとっても大変。
個人写真のまわりをフレーム風のイラストで囲うと、写真とフレームの間にスペースができてしまい、なんだかもったいない。
だからといって、ラインを描くだけというのも味気ない。
そんなモヤモヤに頭を悩ませている方必見のレイアウト術をご紹介いたします!
目次
まずはページの背景を作っていきましょう。
ポイントとなるのが、背景用の色画用紙は2種類選ぶということ!
今回は爽やかなビタミンカラーをチョイス。ライトグリーンをベースカラーに、レモンイエローをアクセントカラーにしました。
今回は同系色をチョイスしましたが、配色パターンは無限大です。赤×緑などの反対色を使った組み合わせや、ピンク×ラベンダーなどの類似色の組み合わせでグラデーションにしてみても◎
ふんわりと柔らかなニュアンスを表現できる和紙、ドットやチェックなどの柄入りの折り紙など、クラスやページごとに背景色の種類を変えれば、ページをめくる楽しさが増すはず♪
① ライトグリーンの色画用紙を台紙全面に貼り付け、まずは画用紙の上から20cm、左右と下部分はそれぞれ10cm内側に鉛筆などで印をつけます。(この時、タイトルやクラス名を書くことが多い上部分は広めにスペースを取るのがポイントです。)
② ①でつけた印を線でつないでいきます。
③ ②でできた大きな四角の中を等間隔に区分けし、小さな四角を作っていきます。今回は4列2段のレイアウトに組んでいますが、子どもたちの人数や台紙サイズに応じて調整してくださいね。
④ レモンイエローの色画用紙を③でできた小さな四角のサイズにカットし、ベースカラーの四角部分と互い違いになるよう貼り付けていきます。
違う色の画用紙を互い違いに貼るだけで、エリア分けが簡単にできちゃうんです。このレイアウトなら、フレームを描き込む手間はもちろん、フレームによって余分なスペースが生まれることもありませんね。
色画用紙を貼った際に下書き線が目立ってしまわないよう、線はアクセントカラーと同じ色にするのがおすすめです。
個人写真ページは子どもたち一人ひとりの成長を実感できるページのひとつ。産まれた時や入園式など、昔と今の写真を並べて配置するのもおすすめです。「こんなに大きくなったんだなあ」と、将来見返した時にも楽しめるのではないでしょうか。 クラスごとのページなら、担任の先生からのメッセージを入れるのもいいですよね。
現在の写真は成長が感じられるように、なるべく全身が写っているものがおすすめ。できれば、好きなポーズを取った自然体な写真なら、より個性が表現できて素敵です♪
写真を切り抜く時に困るのが、細部まできれいに切り抜くのに相当な時間がかかってしまうという点。
でも大丈夫! コラージュを作る際のアイデアの1つに、線の周りに2~5mmほど縁を残して切るという方法があるんです。
人物などの細かい写真をカットする時には特におすすめのこの簡単テクニック。
意外とざっくりカットしている方が、味が出たりするんです!細かいところは気にせず、ザクザク切っていくのが楽しくアルバムを作る秘訣です♪
産まれた時の写真は、丸く切り抜いて。 切り抜く形を変えるだけで、現在の写真との区別が簡単にできちゃいます。
ここまできたら、あとは簡単!
STEP1で作った枠のなかに、STEP2で切り抜いた写真を自由に貼り付けていきましょう。
色ごとにしっかりと区分けがされているので、どこからどこまでが誰のスペースなのか一目瞭然!
メッセージを書き込んだり、身長や体重などの成長メモを書き記してもいいですね。
このレイアウトのポイントは、個々のスペースを<すべて同じサイズで統一できる>という点にあります。
つまりサイズさえ知っていれば、複数名で作業を手分けしたり、クラス全員が個々で好きにデザインできたりと、自由に作業できるんです。これならみんなで楽しく協力しながら、個性的なページが仕上がりそうですよね。
『好きな色を2色選んで互い違いに画用紙を貼るだけ』という簡単ステップで、POPなデザインが作れちゃう今回のレイアウト術。
子どもたち一人ひとりを紹介する個人写真ページとしてはもちろん、運動会ページのなかで競技ごとに区分けをするなど使い道はさまざま。 簡単・優秀レイアウト術で、アルバムづくりを楽しんでくださいね!
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